オスグット病とは

★オスグット病とは

01長が盛んな小児期にスポーツ活動などによってジャンプしたり走ったりして、膝蓋靭帯の付着部である脛骨粗面に痛みや腫れをもたらし、スポーツをするのが困難になります。このような症状が現われるのがオスグットです。成長期の子供さんに多いので成長病とも言われます。10~15才位の男子に多く、サッカーやバレーボール、バスケットボール、陸上競技、野球などの選手によく認められます。90%程度は軸足に発生します。

原因はジャンパー膝と同様に膝伸展機構の使い過ぎによって膝蓋靭帯に異常な張力が働き、骨端線(成長線)が損傷されて起こるものと
考えられています。膝伸展機構とは、「大腿四頭筋」-「大腿四頭筋腱」-「膝蓋骨」-「膝蓋靭帯」-「脛骨粗面」より構成され、
膝を伸ばす時に使われる筋肉や腱、靭帯を言います。

症状は脛骨粗面に隆起(脹れ)や運動時の痛みです。進行すると、歩行時にも痛みを訴えます。
中腰、正座や膝立てをする時に脛骨粗面が圧迫されて痛みを訴えられます。診断はレントゲン検査が不可欠です。
レントゲン所見では骨化の異常像や分離した小さな軟骨片が認められます。鑑別(見極める)診断として有痛性分裂膝蓋骨やジャンパー膝などがあげられます。
オスグットは小学校高学年から中学生に多く見られ、これからいろいろなスポーツの体験をする時期なので大変深刻です。
将来のある子供さん達ですので一日も早く回復し、好きな運動に夢中で取り組んでもらい有名選手として活躍する姿を想像する時未来が広がります。

病院でのオスグットの説明は、太ももの筋肉(大腿四頭筋)が、まだ成長期の脛骨粗面(ひざ)に過度に作用する時におこると説明されます。
オスグットを治療するには、走る、ジャンプするなどの運動量を減らす必要があり、極力運動を控えるようアドバイスされます。

03また、オスグットの治療には専用のサポーターを使用するところも多いようです。
痛みが軽減してきたら、大腿四頭筋のストレッチを行って再発を防ぐ指導があります。 それでも治らない場合には手術を行うところがあります。

膝の曲げ伸ばしが痛くて苦しみ、運動の制限がされ、成長期の子供さんや30代、40代でも出現して病院ではなかなか治らない方にも有効な治療法です。

当院ではテーピング、マッサージなどはしないで特殊な治療法にて施術をしています。
これにより早期に回復させスポーツの再開を早めて行きます。
他院ではなかなか改善しない方、ぜひご相談を!!
この治療法は保険適用になりませんので1回3000~4000円になります。

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